Googleスプレッドシートの条件付き書式を覚えて,指定した条件の文字スタイルを変更してみよう!

パソコン初心者
ケンジロウ
ケンジロウ

うーん。この指定の金額を下回っているセルだけまとめて文字の色を変更できないかな?

社員A
社員A

もちろんできます。以前にやった計算式が入っているセルだけ色付した方法覚えてます?

ケンジロウ
ケンジロウ

もちろん。

 

社員A
社員A

その時に出てきた条件付き書式設定で簡単にできますよ。スプレッドシートってすぐに関数に目がいってしまいがちですが、基本的なことをしっかりとやるとそれだけでも効率的に作業ができるようになります。

初歩的だからこそしっかりと覚えて見やすい表を作りたいですよね。

 

条件付き書式とは

選択しているセル範囲のうち、条件を満たすセルに、選択した書式が適用されます。

条件を満たすセルに自動的に書式を適用する機能です。

社員A
社員A

ではさっそく見てみましょうか!

条件付き書式の種類

種類がたくさんありますが基本的な設定方法はあまり変わりません。

書式ルールで設定できるので非常にわかりやすいです。

空白・空白でない

特に設定する値・文字列はありません

次を含むテキスト・次を含まないテキスト

セルに含まれている値・文字列を指定する。

一部指定で大丈夫です。

全角と半角の判定があります。

例:A列にケンジロウとケンザブロウが入っている場合、「次を含むテキスト」に「ケン」と指定するとA列のケンジロウとケンザブロウの書式が設定されます。半角で「ケン」と指定しても全角と半角の判定があるので書式設定されません。

次で始まるテキスト・次で終わるテキスト

セルに含まれている値・文字列を指定する。

一部指定で大丈夫です。

全角と半角の判定があります。

日付・次より前の日・次より後の日

プルダウンリストから用意されている条件を選ぶか、正確な日付を指定する。

プルダウンリスト内
「本日」・「明日」・「昨日」・「過去1週間以内」・「過去1ヶ月以内」・「過去1年以内」・「正確な日付」

次より大きい・以上・次より小さい・以上

セルに含まれている値を指定する。

全角と半角の判定があります。

次と等しい・次と等しくない

セルに含まれている値・文字列を指定します。

全角と半角の判定がありません。

次の間にある・次の間にない

セルに含まれている値を指定する。

全角と半角の判定があります。

注意点

値・文字列を指定するものと値だけ指定するものがあります。

全角と半角の判定があるものとないものが存在するので注意したいですね。

カスタム数式

たぬハックさんの記事を参考にしてみてください。すごくわかりやすく、こちらの記事を見ればしっかり理解できると思います。例題もわかりやすい。いつも参考にしています。

以前にも紹介しているのでそちらもご参照ください。

条件付き書式を使って文字のスタイルを変更してみる

社員A
社員A

でわ、ケンジロウさんが言っていたある金額を下回っているものにだけ条件付き書式を付けてみましょう。

今回は下図を使います。

E列にある合計金額が3,000を下回っている金額に対して文字を赤色に変更させてみます。

①対象となる範囲を選択

②上部ツールバーより「表示形式」を選択しプルダウンリストより「条件付き書式」を選択。

③条件付き書式設定ルールウインドウが開くので、適用範囲を確認し、「セルの書式設定の条件」プルダウンリストより「次より小さい」を選択。

④「値または数式」ボックスへ「3000」と入力。

⑤書式設定のスタイルから「太字」「テキストの色:赤」「塗りつぶし:なし」を選択し、完了をクリック。

一連の流れと条件付き書式を適用した結果をみてみましょう。

ケンジロウ
ケンジロウ

うん、できてるね。

更に同じ範囲に対して追加で条件付き書式の設定ができます。

今は3,000を下回る金額に対して条件付き書式を適用していますが、追加で5,000以上の金額の文字を緑に変えてみたい場合はどうすれば良いでしょうか?

右に表示されている「条件付き書式設定ルールウインドウ」の「条件を追加」をクリックし同様に条件を設定すれば良いです。

条件を適用させたくない場合は同じウインドウで「ルールを削除します」を選択すればOKです。

社員A
社員A

これだけやるのでもかなり見やすい表を作れると思います。ぜひ活用してみてください。

 

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