レーダーチャートとは
複数の要素を表現して、全体像を掴むときによく使用されます。
ゲームのキャラクターステータス値や教科毎のバランスを見たりするときなどに見かけることが多いと思います。
ストロングポイントとウィークポイントを把握するときに私はよく利用しています。
Googleスプレッドシートでレーダーチャートを作成してみる
A列にはそれぞれの要素
1行目に対象者(B列~D列 3名・平均値(E列))
それぞれの要素に対する数値が入っています。
レーダーチャートを作りたいデータが入力されているセルを選択します。
今回はA1セルからE6セルまでを選択。
上部メニューより「挿入」→「グラフ」を選択するとデフォルトでは縦棒グラフが出てきます。
下記図で流れを確認してみましょう。
右部に表示されているグラフエディタ設定タブ内の「グラフの種類」にあるレーダーチャートを選択する。
レーダーチャートはグラフ種類内の「その他」にあります。最初に表示された縦棒グラフがレーダーチャートに変更されます。
下記図で流れを確認してみましょう。
これでレーダーチャートの作成は完了です。
少しだけレーダーチャートの設定を見てみましょう。
レーダーチャートの設定
グラフエディタカスタマイズタブを選択します。
このカスタマイズタブでグラフの見え方を調整していきます。
グラフ種類
背景とグラフの線・フォントの設定が可能です。
今回はレーダーチャートはデフォルトでは「平滑線」にチェックが入っているのでよく見る直線に変更するためにチェックを外します。
レーダー
表のグリッド線の表示・非表示が変更できます。
今回は表示のままにしておきます。
グラフの軸のタイトル
グラフのタイトルを上部(タイトル)・上部下(サブタイトル)・縦軸(グラフ左)・横軸(グラフ下)に入力することができます。
フォントの指定(フォント種類・フォントサイズ)・タイトルの書式・テキスト色を変更することもできる。
グラフタイトルはデフォルトで1行目のデータが反映されます(「田中、山田、中村、平均値」)
今回はタイトルを「能力値」
フォント種類はデフォルト
タイトルフォントを30
タイトル書式をセンター
タイトルテキストの色をブラック
一連の変化を下記にてご確認ください。
系列
一行目に入力されている(対象者・平均値)グラフの書式を変更することができます。
グラフの色・線の種類と太さ・グラフポイントの設定ができます。
今回は対象者・平均値の線の太さを2px・平均値のみ破線の種類を破線に変更します。
凡例
凡例の位置・フォント種類とフォントサイズ・凡例の書式・凡例のテキスト色を変更することができる。
今回は凡例の位置を下に変更します。
縦軸
データの最小値と最大値の指定・軸の倍率・数値形式の変更ができます。
数値形式の変更でカスタムを選択すると、表示されているデータの前後に任意の数字を入力することができます。
個人としてはあまり使わない項目です。
グリッド線
チャート内区切り線の数の変更できます。
今回は自動から6に変更します。
平均値を入れることによって強み・弱みが視覚的に捉えることができるので活用してみましょう。
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